2016年8月10日水曜日

Raspbian JessieがWindows用USBタッチスクリーンディスプレイに対応していた件

モンゴル方面からテクニカルな相談が相次ぐ昨今、Raspberry Piのタッチディスプレイをプロジェクタに映せないかという、検索するとよくある「それできません」な要件がありました。

いろいろ調べてみたところ、usbtouchdisplayというドライバがLinux kernel 3のどこかで入った模様をつかみ、だめもとで、Windows 10で使っている「Dell S2340T」23インチ10点マルチタッチディスプレイをUSBとHDMI接続して、Raspbianをそのまま起動してみました。

lsusbしてみた結果がこれ。
Raspbian JessieにDell S2340Tを接続してlsusb
"MicroTouch Systems, Inc"というのが見えますね。さらにDisplayLinkも見えました。いや素晴らしい。HDMIなくてもDisplayLinkに対応していればUSBだけでいけるということなんではないでしょうか(そっちも試せという声が... いやすみません)。

試しにタッチしてみました。
どうもキャリブレーションは必要なようですが、とにかく指に反応する様子は確認できました。

検索では皆さんいろいろご苦労されている様子があったので、ゆうべはずいぶん悩んで調べていたのですが、たぶん、たいていのWindows用外部ディスプレイのUSBマルチタッチは対応しているんではないかと思います。

モンゴル方面には、なにか適当なマルチタッチディスプレイとHDMIスプリッタを用意せよと連絡して完了。よかった。

ひとまず速報的にお知らせいたします。