2012年5月31日木曜日

Mac mini (Early 2009)にWindows 8 Consumer Previewをクリーンインストール

2台あったMac mini (Early 2009)のうち、1台は特に手を加えずにWindowsマシンとして使うことにしました。

こちらは300GBのHDDが入っていて、Core 2 Duoではあるので、動画エンコード専用マシンにはちょうどいいかなという考え方です。いまは同じく2009年モデルのMacBookのbootcampでやってるのですが、ノートPCでCPUぶんまわし続けるのはちょっとかわいそうな感じがしてきまして。

で、Windows 8ですから当然Bootcamp 4.0のドライバが必要です。幸いLionが入っているので、「Bootcampアシスタント」でドライバ一式が入ったUSB Stick(CDでもいいとのことだけれど、OSのインストール後に入れ替えるのに不安を覚えたのでこうしました)を作れば準備完了。

で、このマシンでMac OSを使うことは金輪際ないので、クリーンインストールをしたいと考えました。で、たしかWindowsはパーティションやフォーマットもインストールDVDからできたはずだと考えて、やってみたわけです。

ところが、インストールDVDは、Mac OS Xのジャーナリングファイルシステムを知らないらしく、またパーティションデータを格納する領域もWindowsとは違うらしく、パーティションを消すことはできてもそこからパーティションを作ることができず、「だめだこりゃ」ということになりました。

Lionが生きている間だったら、そちらの「ディスクユーティリティ」でFAT32にフォーマットすることはできますが、パーティションを消してしまったのでそれもできません。で、昔Lionが出たときにネットの情報にしたがって作ったDVDからbootすることもできませんでした。これは先述した通り。で、最初からLionが入っているマシンなら「Internet Recovery」もできたのですが、このマシンはSnow Leopardの時代なのでそれもかなわず。

で、じゃあSnow LeopardのDVDでディスクユーティリティ起動して、そのままOS入れずに再起動すればいいじゃんと思ってやってみたところ首尾よく成功。

ちなみにFAT32はWindows 98とかMeとかの時代の話で、2000以後はNTFSです。でも、Windows 8のインストーラは一瞬文句を言いますが、そのまま勝手にFAT32からNTFSへフォーマットしなおしてくれて、さくっとインストールが完了しました。もちろん、デバイスドライバの入ったUSB Stickは端子に挿しておいたので、必要なドライバも全部入っていて、再起動したら何の問題もなく金魚の画面が出て起動してくれました。2009年モデルはキーボードもマウスもboot時にUSB接続していないと起動しないので、Windows 8側でも標準ドライバで問題なく動きました。

ひとつ問題になったのは、スロットインのDVDドライブなので、ディスクの強制排出手段がソフトウェアでやるしかないこと。これは、Windows 8になればエクスプローラーから排出操作できるのですが、インストール途中にSnow Leopardを抜くときに問題になります。

で、解決は、再起動している間に、Apple純正キーボードのディスク排出ボタン[▲]を押し続けること、でした。このMac miniを買ったときにいっしょに買ったキーボードがあって助かりました。Windows側ではWindowsキーが、まぁコマンドキーを使えばいいのですが、スタート画面に戻るキーだったりするので、780円で偶然見つかったUS配列のUSBキーボードにしておきました。

あと、まさかいまだに存在するとは思わなかったのですが、大須のあるショップに処分品でPS/2のキーボードとマウスをUSB端子に接続するアダプタが480円で出ていたので、ずっと眠っていた初代Happy Hacking Keyboardを復活させることも考えています。