現行の正式バージョンGoogle Chrome 13.0.782.215はLion上ではメモリ管理に問題が生じているように見える。
Late 2010のMacBook Airでは特に意識することはないが、Mid 2009のMac miniでは明確にロードアベレージの上昇、プロセス数の増加(タブを消しても減らない)、アプリケーション終了時のクラッシュなど、メモリまわりが疑われる不具合が見られる。
そこで、ベータチャンネル版(14.0.845.109)に切り替えたところ、すべての問題が解消した。また、Lionの全画面・リストアなどに対応しており、Safariと同等の使い勝手となる。
Chrome 14が正式版になれば、安定版に戻してもよいだろうが、いまLion上でChromeを使用している人は、いちどベータチャンネル版を試してみるとよいと思う。
なお、Google IMEもLion上で入力をしばらく受け付けなくなり意図しない文字があとからあとから入ることがある。また、フォーカスが外れ、インライン変換できなくなる問題もある。使用状況が常にGoogleに送信される点が気になるが、開発版に入れ替えると安定しているように見える。