2019年4月24日水曜日

macOSでホームディレクトリを外付けディスクに移動(owner問題の解決)

macOS Mojaveで動いているメインマシンは、Mac mini Mid 2011。最初のIntel Core(Sandy Bridge)な機種。実は昨年、2018年版が出る前にお亡くなりになり、急遽中古で入手したもの(松竹梅の竹から梅へダウングレードしたけれどしかたない)。店によっては2014年モデルも置いていたけれど、予算的に無理だった。

ところがそれも間もなく死亡のサインが現れてきた。経年劣化は避けられない。

そこでやむなく、積立てを崩すことにして、Mac mini 2018の梅モデルを購入。SSDはThunderbolt 3接続のSamsung X5にして補うことにした。500GB×2で運用していたけれど予算上500GBが限界だったので空きが足りず、まず現行のホームディレクトリをUSB 3.0(AkitoのThunderbolt 2 - USB 3.0変換ボックスを使っていたので)の外付けHDDに移すことにした。こうすれば、少なくともホームディレクトリの移行はスムーズになる。

移動にはdittoでコピーすればいいよ、-rsrcForkオプション忘れないでね、という記事は結構見かける(例えばこちらの記事など)。

再起動して同じようにログインできることまでは確認したのだけれど、Finderでフォルダに通行禁止マークがついていることに気がついた。開けないし、では、とchownしても全く変わらない。ls -lすると、owner:groupが_unknown:_unknown。あれ?

別の記事で、Cmd-iして「このボリューム上の所有権を無視」チェックボックスを外してからchownしてね(例えばこちらの記事)、というのがあり、これでようやく解決した。記事が分散している理由がmacOSのバージョン依存なのかどうか、ちょっと調べがつかなかったので、ここに両者をまとめた記事を置くことにした。

Samsung X5をAPFSでフォーマットするにはひと手間かかったのだけれど、日本語の記事が見当たらなったので次のエントリへ続く。