Windowsの設定からは、デバイスの名前は見えて、ペアリングもできるのに、アプリケーションからはデバイスに接続できないという状態。
ヒントは思いがけずParallelsのKnowledge Baseにあった。Parallels 12までのようだが、「Bluetooth端末をWindowsと共有する」のチェックを外せばデバイスとして現れるので、そこにAppleのデバイスドライバを与えてやればよいという話。ところがParallels 14では、このチェックを外しても「デバイス」→「USBとBluetooth」に「Apple Built-in Bluetooth」は現れない。チェックした場合、Windows 10の設定には「Virtual Bluetooth Controller」が現れて、Microsoftの標準デバイスがインストールされる。
そしてこのとき、デバイスマネージャの「Bluetooth」の項目をみて、おや、と思った。
ParallelsでBluetoothを共有したとき BLE非対応となっている |
現在うまくいっているのは、MacBook Pro内蔵のBluetoothを使わずに、ドングルを使う方法。負けた気分だけれど、しかたがない。戦える時間のある方にお任せしたい。
以下は手順。
まず、「Bluetooth端末をWindowsと共有する」のチェックを外して、内蔵BluetoothモジュールをParallelsの管理対象外にする。
そして、適当なBluetooth 4.0対応のUSBドングルを接続。USB-Cの方はアダプタ経由で。Parallelsの選択画面でWindows 10を選ぶ。
デバイスマネージャを開いて、「Microsoft Bluetoorh LE Emulator」が生えていれば成功。
アプリケーションによっては実行途中で固まることがあるけれど(BootcampのMBPでも不具合があるので、なにか別の理由があるんだと思う)、普通のWindowsマシンと同様に使えるようになった。
以下は手順。
まず、「Bluetooth端末をWindowsと共有する」のチェックを外して、内蔵BluetoothモジュールをParallelsの管理対象外にする。
内蔵BluetoothをParallelsから使わないようにする |
Bluetooth 4.0対応のUSBドングルを接続してWindows 10に接続 |
Microsoft Bluetooth LE Emulatorが生えた |
ご参考になれば。